第23回 GPU負荷・品質調整・ライトベイク
2 / 4 直接光と間接光の区別
このステップの目的
照明を何のために事前計算するかを、見た目から理解します。
影の中にも光が届く
光源から直接照らされない場所でも、周囲の明るい壁などから反射した光が届きます。直接光だけの状態と、間接光を加えた状態では、影側の明るさや色が変わります。すべてを一律に明るくすることと、周囲の色や配置を反映する間接光は異なります。
計算する時点を分ける
光源や壁が動かない条件なら、その関係を事前計算して保存する方法があります。実行中は保存結果を読みます。動く物体や変わる照明には、別の動的な照明やProbeなどの受け渡しが必要です。Probeは、空間内の照明を記録して周囲の物体へ伝えるための仕組みです。
光を消しても焼き込まれた明るさが残る場合、必ず不具合とは限りません。現在の光と保存済み照明のどちらを見ているかを切り分けます。
条件を変えた確認
動くライトを消しても、壁の明るさが残る場面を考えます。直接光と間接光のどちらを確認するか、保存された照明との関係も含めて説明してください。
考え方の確認
リアルタイムの直接光以外に、環境光や保存した照明の寄与がないか確認します。ライトを消す操作だけで、全ての照明が消えるとは限りません。
光源・計算する時点・保存する情報を分けて記録します。
チェックリスト
- 光を変更してもベイク済み結果が残る理由を説明できる。
- 変更した条件と、予測・計算した結果を対応付けて説明できる。