第17回 Triplanar Mapping
3 / 4 模様を固定する座標空間
このステップの目的
物体を動かしたときの模様の変化を、位置の基準から予測します。
WorldとObjectで固定先が違う
World位置を使うと、模様はScene側の空間へ固定されます。物体が動けば、物体の表面は別の模様の位置を通ります。Object位置を使うと、物体の移動に模様が付いていきます。どちらが正しいかは用途によります。
位置と法線は同じ基準で使います。Object位置で投影しながらWorld法線で割合を決めると、物体の回転で投影と重みが食い違います。基本では位置・法線・投影軸の三つを同じ空間にそろえます。
試す順序
まず位置を固定し、三投影を別々の色と考えて重みを追います。次に物体を移動、最後に回転させる条件を考えます。移動で模様が流れる現象と、回転で境界がおかしくなる現象を、同じ倍率の問題と決めつけないでください。
条件を変えた確認
物体を動かしたとき、模様を物体へ付いてこさせる場合と、部屋に固定した位置の模様を物体へ投影する場合で、ObjectとWorldのどちらを使うか選んでください。
考え方の確認
物体に固定するならObject、Scene内に固定した模様ならWorldです。選んだ位置の空間に法線もそろえ、重みの方向が投影軸と一致するようにします。
目的・位置の空間・法線の空間を一組として記録します。
チェックリスト
- World固定とObject固定の違いを説明し、位置と法線の基準をそろえられる。
- 変更した条件と、予測・計算した結果を対応付けて説明できる。