第22回 ボリュームの積算とゴッドレイ
第19〜21回ではRayを進めて表面を見つけ、形状と質感を調べました。今回は空間の中をいくつかの区間に分け、それぞれの霧や光の寄与を手前から積み重ねます。
配布プロジェクト
この回に対応する配布プロジェクトは準備中です。本文の数値例と確認問題で原理を学べます。Unityでの実習を始める際は、配布ファイルで対応する環境の公開状況を確認してください。
この回のゴール
密度・区間長・透過率を分け、分割数だけで濃さが変わらない積算を説明できる。
今回のポイント
ボリュームは厚みを持つ空間領域です。密度は場所ごとの濃さ、透過率は奥からの光がどれだけ残るかを示します。最初は同じ長さの区間へ分けた一定密度の例を使います。
各ステップでは、入力値と計算結果を記録してから条件を変えます。最後のステップで一連の処理をまとめ、用途や比較条件に応じた判断を行います。
授業の進め方
1 / 4ボリュームを積算する区間画面全体の奥行きを無制限に調べず、必要な範囲を定義します。2 / 4密度と区間長による減衰細分化だけで霧が濃くなる誤りを避けます。3 / 4手前からの透過率と色の積算奥の寄与が手前の霧で弱まる関係を追います。4 / 4積算結果とゴッドレイの品質密度だけでは光の筋にならない理由と、積算の限界を理解します。
終了時に残す記録
区間数の変更と密度・照明の変更を分けた比較条件を残します。
途中で判断できなくなった場合は、ステップ一覧から該当する入力・計算へ戻り、基準の例と一つずつ比較します。