第05回 SDFによる形状の表示と合成
4 / 4 距離の補間と形状の調整
このステップの目的
二つの距離値を補間し、端点と途中の形を比較します。
Lerpの端点
LerpはAとBを割合Tで混ぜ、A×(1−T)+B×Tを返します。FloatプロパティMorphを0〜1の範囲で用意します。dAをA、dBをB、MorphをTへ接続します。Maximumに代えて、Lerpの出力をSmoothstepのInへつなぎます。
Morph=0では円A、1では円Bになります。0.5では二つの距離の平均です。合成した後でAlphaを求めることと、二枚の白黒画像のAlphaを半分ずつ混ぜることは異なります。
自分で条件を選ぶ課題
円Aの半径を0.2、円Bを0.3にします。Morph=0、0.5、1の形を比較し、中心・大きさ・輪郭のどこが変化したか記録してください。次に「二つの形を同時に残す」と「一つの形からもう一つへ移す」の目的に応じて、MaximumとLerpのどちらを選ぶか説明します。
考え方の確認
どちらかの内側を残す目的にはMaximum、距離値を割合で混ぜる目的にはLerpを使います。途中の形は距離を混ぜた結果であり、元の形をそのまま平行移動する処理とは限りません。
自動再生を加える場合は、TimeにSineを適用し、0.5を掛けて0.5を足した値をMorphの代わりに使います。値が−1〜1から0〜1へ変わることを確認してから接続してください。
最後は手動のMorphへつなぎ直し、Morph=0、Threshold=0、Softness=0.02で保存します。次回は、境界を決める値にノイズを使います。
チェックリスト
- Morphの0・0.5・1を比較し、Maximumとの違いを説明できる。
- しきい値・柔らかさ・補間量を別々に調整できる。