第22回 ボリュームの積算とゴッドレイ
1 / 4 ボリュームを積算する区間
このステップの目的
画面全体の奥行きを無制限に調べず、必要な範囲を定義します。
入り口から出口まで読む
Rayが霧の領域へ入る位置と出る位置を求め、その間だけを積算します。長さ4の領域を8区間へ分けるなら、一区間の長さは0.5です。各区間の中央など、決めた位置で密度を読みます。
目の前に不透明な壁がある場合は、その壁までに範囲を制限します。壁の奥の霧を画面へ足すと、壁を透かして見える誤りになります。
深度とRayの距離をそろえる
第18回のEye Depthはカメラ前方向の距離で、斜めのRayに沿った距離ではありません。壁の位置を復元するなどして、Ray上の範囲と同じ尺度へそろえます。二つをそのまま比較しないことが、表面から空間へ進むときの注意点です。
条件を変えた確認
Rayが媒体へ入る距離2、出る距離6、その途中の不透明面までのRay距離4なら、積算する区間と長さを求めます。
考え方の確認
区間は2〜4、長さは2です。不透明面より奥を積算しない条件です。Camera前方向のEye Depthを使う場合は、Ray上の距離へそろえてから比較します。
入口・出口・遮蔽面を同じ距離基準で記録します。
チェックリスト
- 長さ4を8区間へ分けられ、壁までの範囲と距離の基準を説明できる。
- 変更した条件と、予測・計算した結果を対応付けて説明できる。