第09回 カメラに追従する雨・雪
1 / 4 カメラ周囲の発生範囲
このステップの目的
カメラ近くの発生範囲と、雨粒が通る空間を対応づけます。
見える場所を覆う
雨や雪をScene全体へ均等に発生させると、見えない場所にも多くの粒子が必要になります。カメラ周辺の上空へ発生範囲を置き、そこから降らせると、近くの天候を少ない粒子で表現できます。
発生範囲の高さだけを増やしても、すぐに手前へ雨が現れるわけではありません。下向きに毎秒5移動し、高さ10から降るなら、同じ高さへ届くまで約2秒かかります。開始時の空白を減らすには、空間内に初期粒子を配置する方法などを別に考えます。
見える範囲の外側も考える
カメラの移動中や風がある場合、現在の視野ちょうどの範囲では端が空くことがあります。落下中の横移動も含めて余裕を設けます。無制限に範囲を広げると、局所化による負荷削減の利点を失います。
確認課題
高さ15から下向きに毎秒5で落ちる粒子が基準の高さへ届くまでの時間を求めてください。
考え方の確認
15÷5=3秒です。高さだけを変え、速さを固定して比較します。
チェックリスト
- 高さ10、速さ5で到達まで2秒かかることを説明できる。