第03回 メッシュからの発生と出現・崩壊
3 / 4 形の保持と飛散の開始
このステップの目的
初期位置を使う期間と速度で動く期間を、共通の進行値で切り替えます。
形を保つには基準を保存する
粒子が生まれた位置を、後から参照できるAttributeとして保存します。Attributeは粒子ごとに持つ値です。形を保つ間は保存位置を基準にし、飛散を始めたら現在位置を速度で更新します。毎回ランダムな表面位置を選び直すと、形を保つ代わりに粒子が飛び回ります。
また、飛散中にも現在位置を保存位置で上書きすると、移動結果が消えます。位置を決める処理を二つ同時に使うときは、どちらが最終的な位置を決めるのかを明確にします。
出現順を共通の進行値と比べる
全体の進行値を0〜1、各粒子の開始値を0〜1とします。開始値が0.2、0.5、0.8の三粒子なら、進行値0.4では最初の粒子だけが飛散中です。進行値0.9では三つとも飛散を始めています。
進行値を戻すだけでは、飛び去った粒子の位置や寿命は元に戻りません。再生し直すときは初期位置・年齢・有効な粒子をそろえ直す必要があります。逆再生を作る場合は、現在位置を積み上げる方式と、進行値から位置を直接求める方式を区別します。
確認課題
形を保つ時間だけを長くしたいとき、移動の速さと飛散を始める時点のどちらを変更するか答えてください。
考え方の確認
飛散を始める時点を変更します。開始前の配置と、開始後の移動を分けて考えます。
チェックリスト
- 開始値が違う三粒子の状態を答え、進行値を戻すだけでは復元できないデータを挙げられる。