第03回 メッシュからの発生と出現・崩壊
1 / 4 メッシュ表面の位置と発生位置
このステップの目的
メッシュの頂点と三角形の表面から、どのように発生位置を選ぶかを区別します。
頂点だけでは密度が偏る
メッシュ(Mesh)は頂点と、それらを結ぶ三角形から形を作ります。頂点の位置を一つ選べば粒子を置けますが、細かく分割された場所ほど候補が増えます。見た目が同じ広さでも、頂点が多い部分へ粒子が集中することがあります。
表面全体へ散らす場合は、三角形を選び、その内部の位置を求めます。三角形を同じ確率で選ぶ方法も、面積が違うと密度が偏ります。「表面から発生する」という名前だけで均等になるとは決めず、選び方と実際の分布を分けて確認します。
三角形の中の点を読む
三つの頂点の位置へ、それぞれ0以上の重みを掛けて足します。重みの合計を1にすると、その三角形の内部または辺上の位置になります。たとえば頂点が(0,0,0)、(2,0,0)、(0,2,0)、重みが0.5、0.25、0.25なら、位置は(0.5,0.5,0)です。これは位置を読むための計算例で、乱数の作り方そのものではありません。
まず粒子を動かさない条件で、形のどの部分に粒子が集まるかを予想します。移動や発光を加える前に、発生位置だけが元の形を表している必要があります。
確認課題
頂点Aが(0,0,0)、Bが(4,0,0)、Cが(0,2,0)、重みが順に0.25、0.5、0.25のとき、表面上の位置を求めてください。B側へ近い理由も重みから説明してください。
考え方の確認
位置は(2,0.5,0)です。A×0.25+B×0.5+C×0.25で求めます。Bの重みが最も大きいため、三角形の中央よりB側へ寄ります。重みの合計は1です。
チェックリスト
- 頂点数の多い場所へ偏る理由と、表面の面積を考慮する理由を説明できる。