第07回 空間に分布する霧と塵
2 / 4 半透明の重なりと濃さ
このステップの目的
粒子数を増やすと濃くなる理由を計算で読みます。
不透明さは単純な足し算ではない
通常のAlpha合成で、Alphaが0.2の粒子は背景を0.8残します。同じAlphaの粒子が2枚重なると背景は0.8×0.8=0.64残り、合わせた不透明さは0.36です。5枚なら背景は約0.328残ります。加算合成ではこの計算と異なるので、同じ条件として比べません。
粒子数だけでなく、画面上の大きさも重なりを変えます。近くへ寄ったとき濃くなりすぎるなら、発生数だけを原因と決めず、画面を覆う面積も確認します。
主役が読める濃さ
背景、霧、主役を別々に考えます。地形の輪郭が完全に消えると距離感を失う場合があります。同じ配置でAlphaだけを変え、空間の雰囲気と主役の読みやすさが両立する範囲を探します。
確認課題
Alphaが0.25の粒子を、同じ画素へ通常のAlpha合成で2枚重ねます。背景が残る割合と、合わせた不透明さを求めてください。0.25を単純に足した結果と同じですか。
考え方の確認
背景が残る割合は(1−0.25)²=0.5625、合わせた不透明さは1−0.5625=0.4375です。単純な和0.5とは異なります。粒子の色の違いは別に計算します。
チェックリスト
- Alpha0.2の2枚で背景が0.64残ることを求められる。