第12回 技術の振り返りと活用
ダイスポーカー、リズムゲーム、ビジュアルノベル、3D探索で触れた仕組みを振り返り、別のゲームでの使い方を紹介します。題材が違っても、データ、時間、状態、空間を扱う考え方は共通しています。
授業で使う作例
講師が各題材の作例を動かし、共通する処理と別の用途を説明します。自分のプロジェクトが途中でも、この回の説明と実演から確認できます。
この回のゴール
- ゲーム本編のデータと、それを動かすシステムを区別できる
- 時間や状態の扱いが、ゲームの進行や操作感に関係すると分かる
- 向きや距離の計算を使う場面を挙げられる
- 移動可能な場所と目的地を分けて考えられる
授業の進め方
1 / 4データと処理の分離を振り返る譜面と台本を振り返り、システムを作る仕事とゲーム本編を作る仕事の関係を知る2 / 4時間と状態を別のゲームへ広げるノーツの時刻と物語のフラグを振り返り、時間と状態がゲームの進行を支えることを知る3 / 4向きと距離の計算を活用する出目判定、カメラ、照準を振り返り、空間の計算を使う場面を知る4 / 4移動経路と制作の広がりを知るNavMeshの歩行範囲と経路を振り返り、追従や目的地移動への応用を知る
4つの視点
| 視点 | 授業の題材 | 別の活用例 |
|---|---|---|
| データと処理 | CSV譜面、CSV台本 | アイテム設定、クエスト、言語ごとの台詞 |
| 時間と状態 | ノーツの時刻、選択フラグ、鍵 | クールダウン、イベント進行、敵の行動 |
| 空間の計算 | 出目の内積、TPSカメラ、照準 | 視野、ロックオン、配置判定 |
| 移動経路 | TPSの歩行、NavMesh | 追従する仲間、巡回、目的地クリック |
振り返り
講師の実演を見ながら、普段遊ぶゲームのどこに同じ仕組みがありそうか考えてみましょう。興味を持った作例は、残りの時間に値やデータを変えて試せます。