第12回 技術の振り返りと活用
1 / 4 データと処理の分離を振り返る
このステップの目的
譜面と台本を振り返り、システムを作る仕事とゲーム本編を作る仕事の関係を知る
同じシステムで内容を変える
リズムゲームでは、CSVの数字を変えるとノーツの配置が変わりました。ビジュアルノベルでは、CSVの台詞や分岐を変えると物語が変わりました。どちらも、ゲーム本編の内容を、システムのコードと分けて扱っています。
講師の実演では同じシステムに2種類のデータを与え、何が共通で何が変わるかを確認します。
別の用途に置き換える
| 変えたいもの | データとして持てる内容 | システムの役割 |
|---|---|---|
| アイテム | 名前、説明、価格、効果量 | 所持、購入、使用を処理する |
| クエスト | 条件、目的地、報酬 | 条件を調べて進行を変える |
| 台詞の言語 | 台詞IDと言語別の文章 | 選んだ言語の文章を表示する |
読み込める形式と使える命令は、システム側が決めます。その範囲でデータを作ることで、ゲーム本編の変更のたびにC#やC++を編集する必要を減らせます。
実演で見ること
講師がアイテムの設定値を変更し、同じ購入・使用処理で違う結果になる例を紹介します。台詞の命令を増やす場合にはシステム側の対応も必要になる点を確認します。
チェックリスト
- 譜面・台本の変更と、システムの変更の違いが分かる
- 設定データとして持てそうなゲームの要素を1つ挙げられる