第04回 ビジュアルノベル1:会話と台本の対応
動く会話システムを使い、学校の講堂を舞台にした物語を書き始めます。人物の言葉とその順序をCSVの台本に書き、会話を進める操作と対応づけます。第07回までに、三つの罪状への反証を選び、根拠がそろうとグッドエンド、不足するとバッドエンドへ進む短い物語を作ります。
始める前に
CSVをテキストエディターで編集・保存し、UnityでSceneを開いてPlayする操作を確認してください。CSVの列は本文で説明します。C#の変更は不要です。
前の回の受講や完成物は必要ありません。下の開始用プロジェクトから始めてください。
配布プロジェクト
第04回の開始用プロジェクトを展開し、Unity HubからVisualNovelを追加します。Unity 6000.5.5f1でAssets/Scenes/SchoolCourt.unityを開き、Playします。
開廷までの短い台本が動きます。終了の直前に学生の抗弁を3〜5行加えます。各回の開始版は単独で動くため、前回の完成物は必要ありません。
主な配布ファイル
| ファイル | 役割 |
|---|---|
Assets/StreamingAssets/Scenarios/*.csv | シーンごとの台本。主に編集するファイル |
Assets/Art/NovelCatalog.asset | 背景・人物・音の名前と素材の対応 |
Assets/Scripts/ScenarioProgram.cs | 命令の読み取りと書式チェック |
Assets/Scripts/StoryMachine.cs | 変数・ラベル・条件分岐 |
Assets/Scripts/NovelPlayer.cs | 表示・音・入力待ちの進行 |
Assets/Audio/LICENSES.md | 同梱素材の出典と利用条件 |
この回のゴール
学校法廷で講師と学長に抗弁する学生の会話画面
- CSVの一行と画面の台詞を対応づける
- 発話者・表情・本文を変えて再生する
- 台本を保存し、C#を変更せず内容を更新する
今回のポイント
台本の一行が会話になります。発話者・表情・本文を一つずつ変え、保存と再読み込みで画面の変化を確かめます。
授業の進め方
1 / 4学校法廷の会話と台本の対応動くシステムを観察し、台本で変える部分を見つけます。2 / 4CSVによる台詞・発話者・表情の指定発話者・表情・本文を指定し、自分の台詞を表示します。3 / 4会話の順序と入力待ち短い会話を加え、誰が何に答えているのかを伝えます。4 / 4台本のエラー修正と再読み込み台本の誤りを行番号から直し、物語とシステムの役割を整理します。
完成確認
- 変更したCSVの行を示し、対応する台詞を画面で確認できた
- 本文と表情を一つずつ変更し、それぞれの変化を説明できた
- 追加した3〜5行の会話を、終了までエラーなく読めた