第04回 ビジュアルノベル1:会話と台本の対応
2 / 4 CSVによる台詞・発話者・表情の指定
このステップの目的
発話者・表情・本文を指定し、自分の台詞を表示します。
テキスト命令の四つの列
csv
テキスト,学生,決意,その判決には、まだ確認していないことがあります。先頭は命令、その後が命令に渡す値です。命令に渡す値を**引数(argument)**と呼びます。テキストの引数は、発話者、表情、本文の三つです。表情の名前で、表示する人物画像(ポートレート)を選びます。本文の読点、は区切りになりません。列を分けるのは半角カンマ,です。
| 人物 | 指定できる表情 |
|---|---|
| 講師 | 喜 / 怒 / 哀 / 楽 / 驚き / 落胆 |
| 学長 | 通常 / 余裕 / 厳格 / 驚き / 落胆 |
| 学生 | 通常 / 決意 / 不安 / 安堵 / 驚き / 落胆 |
| 地の文 | -を指定。人物の表情は変更しない |
自分の一行に書き換える
intro.csvにある学生のテキスト行を探し、四つ目の列の本文だけを変更します。- 文字コードをUTF-8にして保存します。文字コードは文字をファイルへ記録する方式で、このシステムはUTF-8で読み込みます。
- GameビューをクリックしてRを押し、同じ場面まで進めます。
- 本文が変わったら、次は表情だけを変えて比較します。
C#を変更していないため、新しいプログラムのコンパイルは不要です。台本の保存と読み直しは必要です。
カンマと改行を書く
半角カンマを本文に含める場合は、その欄を二重引用符で囲みます。
csv
テキスト,学生,通常,"記録には、16:00, 告発とあります。"
テキスト,地の文,-,講堂が静まる。\n学生は課題要項を開いた。本文内の\nは画面上の改行になります。CSVファイルでは、一つの命令を一つの物理行に書きます。引用符そのものは""と二つ続けて書きます。
この二行を試す場合は、intro.csv末尾の終了行の直前へ追加します。表示を確認したら実験用の二行を取り除き、自分で変更した台詞を残します。
チェックリスト
- 台詞と表情を一つずつ変更し、保存後にRで反映できましたか。