第07回 ビジュアルノベル4:結末の制作と配布
判決まで動く物語に、自分のグッドエンドとバッドエンドを加えます。台詞、表情、音、暗転を組み合わせ、短い場面に区切りをつけます。
始める前に
CSVの命令・選択肢・条件分岐を確認してください。C#の変更は不要です。確認したい場合は、選択肢と条件分岐を参照してください。
前の回の受講や完成物は必要ありません。下の開始用プロジェクトから始めてください。
配布プロジェクト
第07回の開始用プロジェクトを展開し、Unity HubからVisualNovelを追加します。Unity 6000.5.5f1でAssets/Scenes/SchoolCourt.unityを開き、Playします。
三つの抗弁と判定は実装済みです。ending-good.csvとending-bad.csvに、結末の台詞を加えます。各回の開始版は単独で動くため、前回の完成物は必要ありません。
主な配布ファイル
| ファイル | 役割 |
|---|---|
Assets/StreamingAssets/Scenarios/*.csv | シーンごとの台本。主に編集するファイル |
Assets/Art/NovelCatalog.asset | 背景・人物・音の名前と素材の対応 |
Assets/Scripts/ScenarioProgram.cs | 命令の読み取りと書式チェック |
Assets/Scripts/StoryMachine.cs | 変数・ラベル・条件分岐 |
Assets/Scripts/NovelPlayer.cs | 表示・音・入力待ちの進行 |
Assets/Audio/LICENSES.md | 同梱素材の出典と利用条件 |
この回のゴール
学校法廷で講師と学長に抗弁する学生の会話画面
- 同じ導入から二つの異なる結末を作る
- 暗転・待機・音の停止を順に組み合わせる
- 台本だけで更新できる内容と、再ビルドが必要な内容を区別する
今回のポイント
結末は、それまでの選択に対する結果を伝える場面です。先に判決と人物の反応を書き、表情・音・暗転を加えて、大切な瞬間が伝わるかを通して確認します。
授業の進め方
1 / 4グッドエンドとバッドエンドの制作プレイヤーの選択に応じた二つの短い結末を作ります。2 / 4暗転と待機による演出待機やフェードの終了を待ち、順序のある演出を作ります。3 / 4音と表情の調整と結末の確認大切な瞬間を選び、最後まで読みやすい会話に整えます。4 / 4台本の配布とビルド後の更新台本の変更がビルド後にも反映されることを確認し、台本だけで更新できる範囲を区別します。
完成確認
- 同じ導入から二つの道を進み、それぞれの結末を最後まで読めた
- 判決の前後に音・待機・暗転を置き、順序と秒数を調整できた
- Windows実行版のCSVを変更して再読み込みし、台本だけで更新できる範囲を説明できた