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配布ファイル ​

実習で使用するソースコード、Visual Studioの設定ファイル、画像素材を、回ごとに1つのZIPファイルへまとめています。ZIPファイルを展開することで、実習に必要なファイル一式を取り出して使用できます。

第01回は、起動後すぐに終了する最小限のコードから開始します。第02回以降のZIPファイルには、直前の回の手順を終えた標準的な完成状態のコードが含まれています。各回で学ぶ処理は、教材本文の解説に沿って自身の手で追加していきます。

回一括ダウンロード開始状態
第01回ウィンドウの作成と図形の描画の開始用(ZIP)ウィンドウを表示せず、そのまま終了するプログラム
第02回変数の利用と画像の表示の開始用(ZIP)青い四角形が表示される状態
第03回キャラクターの移動操作の開始用(ZIP)青いロボットが画面に静止表示される状態
第04回キャラクターの追加の開始用(ZIP)青いロボットをキーボードで操作でき、画面端で止まる状態
第05回関数による処理の整理の開始用(ZIP)青いロボットを操作でき、オレンジ色のロボットが左右に往復する状態

展開して実行する手順 ​

実習の回に対応するZIPファイルをダウンロードしたら、次の手順で展開してプロジェクトを開きます。WindowsのエクスプローラーではZIPファイルをダブルクリックするだけで中身を閲覧できますが、展開しないまま開くとファイルの保存やビルドに失敗します。必ず「すべて展開」を行ってから作業を進めてください。

  1. エクスプローラーでダウンロードしたZIPファイルを右クリックし、「すべて展開」を選択して、任意の作業用フォルダへ展開します。
  2. 展開先のフォルダにある CppBasics.sln を、Visual Studio 2026で開きます。
  3. ツールバー上部のビルド構成を Debug、プラットフォームを x64 に設定します。
  4. ソリューションエクスプローラーから Source フォルダを展開し、main.cpp を開きます。
  5. コードを編集したら Ctrl + S で保存し、F5 キー(またはメニューの デバッグ > デバッグの開始)を押してビルドと実行を行います。

実行には、Visual Studioの「C++によるデスクトップ開発」ワークロードとDXライブラリの環境設定が必要です。まだ準備が完了していない場合は、DXライブラリの導入と設定ガイドを先に確認してください。DXライブラリ本体は配布ZIPには含まれていません。

配布物に含まれる DxLib.props は、DXライブラリの配置場所をVisual Studioへ伝達するための設定ファイルです。導入ガイドで設定した環境変数 DXLIB_VC_DIR(または DXLIB_ROOT)を参照してライブラリをリンクします。この設定ファイルを移動・削除せず、展開されたフォルダ構成のまま使用してください。

第01回の開始時点のコードにはウィンドウの作成処理が含まれていないため、実行しても画面は表示されず直ちに終了します。第02回以降の開始コードでは、上の表に示した図形や画像が表示されることを、編集を開始する前の段階で確認できます。

フォルダとファイルの役割 ​

展開したプロジェクトのフォルダ構成は以下のようになっています。

ファイル構成
  • CppBasics
    • CppBasics.sln
    • CppBasics.vcxproj
    • DxLib.props
    • Source
      • main.cpp
    • Assets
      • Images
        • Robot.png
        • Walker.png
        • LICENSE.txt

図の最上位にある CppBasics/ はZIPを展開したフォルダを表しています。展開先フォルダの名前は自由に変更して構いませんが、内部のファイルとフォルダの相対的な配置関係は変更せずに使用してください。

Source/main.cpp は実習で編集するC++のソースコードです。Assets/Images/ にはプログラムから読み込むPNG画像素材が格納されています。CppBasics.vcxproj はコンパイルやリンクの設定を記録したプロジェクトファイルであり、CppBasics.sln(ソリューションファイル)を開くことで自動的に読み込まれます。

プロジェクトをビルドすると、実行ファイル(.exe)が生成される出力フォルダへ Assets フォルダが自動的にコピーされます。プログラムは実行時に相対パスで画像ファイルを探索するため、実行ファイル単体だけを別の場所へ移動しても画像は読み込めません。別の場所で動かす場合は、実行ファイルと同じ階層へ Assets フォルダも一緒にコピーしてください。

自身の変更の引き継ぎ ​

前回の実習が正常に動作している場合は、新しいZIPファイルを展開せず、前回使用したプロジェクトの main.cpp に続けてコードを書き進めて構いません。

前回のコードと今回の配布ZIPを比較したい場合や、途中の状態からやり直したい場合は、新しいZIPを前回の作業フォルダとは別の場所へ展開してください。同一フォルダへ上書き展開すると、自身で記述したコードや調整した数値が消失する原因となります。

素材の利用条件 ​

Robot.png と Walker.png は、本実習のために制作された幅48ピクセル・高さ48ピクセルの画像素材です。キャラクター以外の背景部分は透明(透過情報付きPNG)になっています。素材はCC0-1.0(パブリックドメイン)で提供されており、実習での利用や改変、個人制作への流用が自由に行えます。利用条件の全文は各ZIPの Assets/Images/LICENSE.txt に含まれています。