第01回 全体構成と目標
オートシューターのサンプルを通じ、ゲームアプリケーションの動作を構成するフレームワークと、ゲームシステムを構成するコアロジックの二点を意識し改造を進めます。
最終的に自身の力でより魅力的なゲームを完成させることが目標です。
フレームワークの改造は適切な画像やサウンドの追加、アニメーションパターンの追加などが中心となります。
一方でコアロジックの改造は、ゲームのルールや挙動の変更、ウェーブ設計などが中心です。
ゲームは一定の複雑さと緩急がなければ、体験が陳腐なものになります。
ですが魅力的なゲームを作り切るためには、まずゲーム動作を下支えし、拡張に耐える柔軟さを持つフレームワークの確立が必要です。
その上で自身のアイデアを載せ、テストプレイを通じて検証し、納得のいくまで改良を重ねて、ようやくゲームは完成します。
改善には多大な労力が必要で、だからこそ効率的な開発環境の整備が重要です。
魅力的なゲームを成立させるには何が必要かを考えましょう。
この回のゴール
- フレームワークとコアロジックの両面からオートシューターを改造し、より魅力的なゲームを完成させる
- ゲームアプリケーションの基本的な構造と、主要コンポーネントの対応を理解して作業を進められるようになる
- コアロジックの改造ポイントを理解し、ゲームバランスを考慮しながら改造を行う
完成版プロジェクトと前提資料
完成版プロジェクト
この講義では、完成版プロジェクト(complete.zip)を受講者各自で改造して進めます。
ビルド・起動手順は、配布ファイルを参照してください。
前提知識
C++の変数・条件分岐・繰り返し・関数といった基本的な知識を前提とします。
必要な知識の範囲は、受講の前提知識と対象者を確認してください。
開発環境と共通資料
Visual Studio 2026を使用します。
プロジェクトの基本的な設定は完了しています。
DxLibの導入と環境変数DXLIB_VC_DIRの設定は、DXライブラリの導入と設定ガイド(PDF)を参照してください。