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第01回 授業紹介 / PC基本操作 / AIの利用方法について
次回: 第02回 C++入門 / ゲーム業界での立ち位置 / 描画プログラム制作
この授業の目的
C++ と DXライブラリで2Dゲーム制作の基礎を学びます
- プログラミング言語
C++とDXライブラリを使って 基本的な2Dゲームを制作します - 表示する / 動かす / 衝突判定する といったゲームに必須のプログラミングを 実習を通して順番に学んでいきます
- PC操作、ファイル管理、開発環境の扱いといった プログラミング作業の基礎も同時に学びます
- サンプルを動かし、コードを少しずつ書き換えながら 自分の手で動くゲームを作れるようになることを目標とします
授業のゴール
2Dゲームを自分で作れるようになる
C++の基本文法を理解して、自力でコードを書けるようになるDXライブラリを使って画像表示、入力、衝突判定を扱える- エラーメッセージを読み、エラーの原因を切り分けられる
- ファイルとフォルダを整理しながら、制作データを自分で管理できる
- 自分で作った2Dゲームを動かし、調整や改良を行えるようになるのがゴールです
13回の流れ(1/4)
導入と基礎固め
- オリエンテーション 授業紹介、PC基本操作、AI活用
- C++入門と描画 文字や画像を表示する
- 入力と移動 座標とキー入力でキャラクターを動かす
13回の流れ(2/4)
基本的なゲームプログラミングを学ぶ
- 2Dシューティング入門 1 ゲームの基本構造を作る
- 2Dシューティング入門 2 敵や弾の処理を追加する
- 2Dシューティング入門 3 スコアやゲーム進行を整える
13回の流れ(3/4)
より高度な内容に触れる
- C++振り返りとオブジェクト指向入門 コードを整理し再利用の方法を学ぶ
- BGM・効果音・エフェクト 演出を加えてゲームの完成度を上げる
- ポインター入門 C++の重要な概念を理解してコードの幅を広げる
13回の流れ(4/4)
自分のゲームを作る
- 独自ゲーム制作 企画と設計 何を作るか、どう作るかを決める
- 独自ゲーム制作 基本動作 遊べる状態まで組み立てる
- 独自ゲーム制作 拡張とデバッグ 不具合を直し、必要な要素を追加する
- 独自ゲーム制作 ブラッシュアップ 仕上げと完成度向上を行う
今回の授業内容
授業紹介 / PC基本操作 / AIの利用方法について
- 授業の流れと到達目標を確認する
- PC操作とファイル管理の基本を確認する
- 必要なソフトと開発環境を把握する
C++・ライブラリ・開発環境が何かを理解する- AIを授業でどう使うかを共有する
- 次回以降の実習に向けて準備する
制作に必要な PCの操作の基本
制作を進めるための 基礎を押さえます
わかってる人は スキップしてて
PCを活用する
これから長い付き合いになります
- PCはゲーム開発に必須の道具です 使いこなせるようになると制作の幅が大きく広がるだけでなく 現代社会での情報収集やコミュニケーションに必須なスキルも身につきます
- PCを使いこなせるようになることは、ゲーム制作だけでなく 今後の学習、仕事、日常生活でも必ず役に立ちます ぜひ積極的にPCを活用していきましょう
- PCを使うことに慣れていない人も、これから少しずつ慣れていきましょう 必ず使いこなせるようになりますし、得た知識と経験は無駄になりません
PC操作の基本用語
開発でよく使う言葉
ドライブ: PCの記憶装置(例: Cドライブ、Dドライブ)エクスプローラー: ファイルやフォルダを管理するソフトファイル: データそのもの(例: 画像、コード、音声など)フォルダ: ファイルを入れて整理する箱保存(セーブ): 変更内容を記録することパス: ファイルが置いてある場所- これらの用語は、PCで作業する際に頻繁に出てきます それぞれの意味を理解して、スムーズに操作できるようになりましょう
実習1: 授業用フォルダを作る
制作のための作業スペースを用意します
- 作業用フォルダを作る 例:
C:/SchoolWork - 授業用フォルダを作る 例:
GameDevProject - その中に
Lesson01フォルダを作る - 作成できたら、場所を講師に見せて確認する
- 例:
C:/SchoolWork/GameDevProject/Lesson01
注意点
フォルダをクラウドドライブの直下に作らないでください
OneDriveやGoogle Driveなどのクラウドドライブは ファイルの更新が多い開発作業ではトラブルを引き起こすことがあります 動作も遅くなりますので、必ず避けてください- 特にこだわりが無い場合は、PCのローカルドライブ (例: Cドライブ)直下に作ることをおすすめします
- Windowsでは、開発者向けのDev Driveを作ることもできます PCに慣れている方は、ぜひこちらも検討してみてください https://learn.microsoft.com/ja-jp/windows/dev-drive/
フォルダを管理する
整理整頓は自分の手でしっかり行いましょう
- 自分の作業データは自分で管理する意識を持ちましょう どこに何があるかを把握しておくことが大切です
- ファイルやデータを壊したり、無くしたり、見失ったりすると 自分以外では解決できないことも多く、大きな損失につながります
- 自分の作業は自分のものです 自分の責任において、こまめに整理して管理する習慣をつけましょう
この授業で使う主なツール
開発に必要なソフトウェア
Visual Studio CommunityC++ のコードを書き、ビルドして実行するための開発環境DXライブラリ2Dゲームを作るための便利な機能をまとめたライブラリVisual Studio Codeテキスト編集や資料確認に使うエディター 名前は似ていますが、Visual Studio とは別のソフトです
開発の基本的な流れ
書く → ビルドする → 実行する → 修正する
- プロジェクトを開く
- コードを書く・保存する
ビルド(コンパイル)して実行できる形にする- 実行して結果を確認する
- エラーが出たらエラーメッセージを読み、 原因を調べて修正し、再度ビルドする
- 最初から全部を理解する必要はありません 反復しながら少しずつ慣れていきましょう
言語・ライブラリ・開発環境
それぞれの役割を理解する
C++: 何をどう動かすかを書くためのプログラミング言語DXライブラリ: 画面表示や音、入力などをまとめた便利な部品集Visual Studio: コードを書き、ビルドし、実行し、エラーを確認するための開発環境- この授業では、Visual Studio で C++ を書き DXライブラリを使って 2Dゲームを作ります
プログラミング言語とは
コンピューターに処理の手順を伝えるための言語
- コンピューターに何をどう動かすかの指示を 人間にわかる形で書くための言語です
- 様々な種類があり、言語ごとに用途や特徴が異なります
- この授業では プログラミング言語 C++ を使います 高速で細かな制御が可能な、歴史ある言語です
C++とは
ゲーム開発で広く使われているプログラミング言語
- 1979年に開発された、歴史のあるプログラミング言語です
- より古典的なC言語をベースに、当時最新のプログラミングパラダイムである オブジェクト指向の考え方を取り入れて拡張された言語です
- 高速で細かな制御に向いており、複雑で大規模なソフトウェア開発にも対応できるため ゲームをはじめとするパフォーマンスが求められる分野で広く使われています
- 現在はよりモダンな C# などの言語も普及していますが C++は今でもゲーム業界で用いられる主要なプログラミング言語の一つです
DXライブラリとは
ゲーム制作に必要な機能を扱いやすくしたライブラリ
- C++ でゲームを作るための支援ライブラリです 画面表示、画像、音、キー入力など、ゲーム制作に必要な機能を提供します
- またWindows以外の環境でも動かせるクロスプラットフォームライブラリで 様々な家庭用ゲーム機にも対応しています
- ライセンスフィー無料、商用利用も可能なライブラリです ゲームプログラミングの基礎を学ぶ教材としても広く使われています 感謝して使わせていただきましょう https://dxlib.xsrv.jp/
ライブラリとは
プログラムを書く上でのまとまった機能の集まりです
- ライブラリは本来図書館の意味ですが、プログラミングの世界では 特定の機能をまとめて提供するソフトウェア部品のことを指します
- ライブラリがなければ、必要な機能を自分で作ることになってしまいます 画面表示や入力処理といった基礎的な処理だけでも大変な負担になります
- ライブラリを使うことで、ゲーム制作に必要な機能を簡単に利用できるようになり 制作の効率が大幅に向上します
- 共通の機能をライブラリとして提供し合うことで ソフトウェアの世界は成り立っています
AIを活用する
質問相手として、調べ物の補助として使う
- 今のAIは非常に高性能で、プログラミングの学習や制作のサポートに役立ちます 用語の意味を調べる、エラーの候補を聞く、コードの意味を確認するために たくさん質問してみてください
- ただし、AIは嘘をつくことがあります 出てきた答えをそのまま信じることはできません 意味を理解して、自分で動かして確認することが大切です
- それでもAIとのやりとりは、自習の効率を上げる強力な手段になります うまく活用して、制作を進めていきましょう
AIに質問するときの注意点
状況を具体的に伝える
- 何をしたいのか、何を試したのか、どこでつまずいているのかを 明確に伝えることができれば、より適切な答えが返ってきます
- エラーが出たなら、その文をそのまま伝えましょう 詳細な情報があるほど、原因を特定しやすくなります
例
- 「C++のswitch文について教えてください」
- 「XXXXXというエラーが出ました、原因と対処法を教えてください」
実習2: AIに質問する
次のように聞いてみましょう
- 「
C++とは何ですか。初心者向けに簡単に説明してください」 - 「
ライブラリとは何ですか。ゲーム開発での役割も含めて教えてください」 - 「
開発環境とは何ですか。Visual Studioが何をするソフトなのかも教えてください」
- AIからの答えを読んで、わかったことを1つ 自分の言葉で講師に伝えてみてください
今回のまとめ
開発に取り掛かるための準備を整えました
- この授業では C++ と DXライブラリで2Dゲーム制作の基礎を学びます
- これからの授業のために、PCの操作の基本、開発環境のセットアップを行いました
- C++、ライブラリ、開発環境の基本に触れました また、AIを活用する際のコツと注意点を共有しました
- AIは積極的に活用してください ただし、AIの答えをそのまま信じるのではなく 自分で意味を理解して確認するよう心がけてください